
こんにちは、グリーンアンドハウスの岡部智之です。
暑い夏が終わり、秋を感じたくて茨城県笠間市へ。目的は、廃校を改装したカフェで味わう和栗のモンブランでした。
帰りに栃木県益子へ立ち寄り、益子焼の店を散策。雨でゆっくり見られませんでしたが、陶器の洗面ボールに惹かれました。
グリーンアンドハウスでも益子焼を取り入れたお客様がいらっしゃるので、次回は改めて訪れたいと思います。
さて今回は、グリーンアンドハウスでも人気の「モルタル造形」についてご紹介します。
モルタル造形とは、砂・水・セメントを混ぜたモルタルを壁面に塗り、固まる前に削ったり叩いたりして石やレンガ、木目などの質感をリアルに再現する技法です。
まるで海外の古い街並みやテーマパークのような世界観を建物に表現できるのが特徴で、デザイン性の高さと耐久性の両立が可能です。

本物の石や木材を使うと、重量のある素材ゆえに構造への負担が大きく、また木は経年劣化しやすいため定期的なメンテナンスが必要です。
その点、セメントモルタルを用いた造形はひび割れや劣化が少なく、美しい外観を長期間保つことができます。
表面の塗装や防水処理を適切に行えば、10年以上にわたって色あせの少ない風合いを楽しめます。
モルタルは、固まる前であれば自由に削ったり叩いたりして形をつくることができます。
お客様の理想のイメージを一から職人が手作業で再現できるため、世界にひとつだけのオリジナルデザインが可能です。
たとえば、アンティークレンガ調の外壁や、ヨーロッパの石造り風の門柱など、どんなテイストにも対応できます。
モルタルには、調湿効果・耐火性・防カビ効果などの優れた特性があります。
また、化学物質をほとんど含まないため、シックハウス症候群の原因となる心配もありません。
見た目の美しさだけでなく、快適で健康的な住環境づくりにも貢献できる素材なのです。
グリーンアンドハウスでは、モルタル造形を取り入れたモデルハウスや実際のお客様邸の見学会を開催しています。
写真では伝わりきらない質感や立体感を、ぜひ現地でご体感ください。
自然素材と造形技術を組み合わせた、時を重ねても味わいを増す家づくりを、私たちはご提案しています。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。