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2025.11.22

ディズニーの建築デザインに学ぶ“ワクワクする家づくり”

こんにちは。無垢スタイル建築設計の岡部智之です。
先日、約1年ぶりに東京ディズニーシーへ行ってきました。
パークの世界観にどっぷり浸り、たくさんの “魔法” を浴びて帰ってきました。
ディズニーには多くの仕掛けがありますが、やはり住宅の仕事に携わる私としては、建築デザインや空間演出に強く魅かれます。
とくに、東京ディズニーランドの入口からシンデレラ城へ向かう「ワールドバザール」には、住宅や店舗設計にも応用できる“建築的な魔法”が数多く使われています。
 

建築のプロが解説|ディズニーの空間デザインに隠された3つの工夫

①通路幅が徐々に狭くなる“遠近法の魔法”

ワールドバザールの出口に向かう通路は、実は少しずつ幅が狭くなっています。
これにより、進むにつれてシンデレラ城がより遠く・大きく見える効果が生まれ、期待感が高まります。
 

②緩やかな上り坂で視線誘導を強化

出口付近が緩やかな上り坂になっているのもポイント。
視線が自然と上へ誘導され、城の高さ(垂直性)を強調する建築テクニックが使われています。
 

③建物の階高を変える「フォースト・パースペクティブ」

ワールドバザール両サイドの建物は、階が上がるほど高さが小さくつくられています。

    1階 → 通常の8分の7
    2階 → 8分の5
    3階 → 2分の1

たとえ実際は2階建てでも、3階建てに見えるようにデザインされており、アーケード内でも建物をより高く見せる錯覚効果が生まれます。

これらは、建築業界では「フォーストパースペクティブ(遠近法)」と呼ばれる手法で、住宅デザインにも応用されるテクニックです。
 

ディズニーの建築デザインは“家づくり”にも活かせる

ディズニーの空間設計は、ただ美しいだけでなく、見せ方・スケール感・視線のコントロールといった、建築において非常に本質的な技術が使われています。

住宅でも、

    ・リビングを広く見せる配置
    ・天井高さを工夫した開放的な空間づくり
    ・窓の見せ方による奥行きの演出
    ・物語性のある外観デザイン

など、同じように“わくわくする家のつくり方”を実現できます。
 

ディズニーのような世界観を再現する家づくりなら「グリーンアンドハウス」

無垢スタイル建築設計グループには、「ディズニーのような家をつくれる工務店」として人気の『グリーンアンドハウス』がございます。

・物語を感じるデザイン
・手仕事の温かみがある造形
・世界観を再現する高い施工技術
・お客様の“夢を形にする”提案力

「まるでテーマパークのような家に住みたい!」
そんな憧れを、現実の住まいとして実現できるチームです。

毎日が魔法にかかったように楽しくなる、“ワクワクする家づくり”をお手伝いします。
 

 


 

建築の工夫は、暮らしをもっとワクワクさせる

ディズニーの建築デザインには、人の心を動かす多くの工夫が凝縮されています。
これらは住宅にも活かせるアイデアであり、「デザインで暮らしを豊かにする」という意味では、私たちの家づくりにも通じるものがあります。

今後も、ディズニー建築に隠された魔法と家づくりのヒントを紹介していきます。
ぜひお楽しみに!